※本記事にはPRを含みます
こんにちは!初めてサイト売買用に2つのサイトを購入しました。
そして、昨日譲渡契約が完了。
購入したサイトが自分のラッコサーバーアカウントに紐づきました!
この様子はぜひ第2話を読み返してみてください。

さてさて、今日のテーマに入りましょう!
契約完了はゴールではなく、スタート。
サイトが完全に自分の資産になったことを確認し、収益化のための準備を一気に進める初期設定作業を徹底解説します。
Step 1: 資産確保とコスト削減(最優先事項)
サイトを自分だけのものにするための「セキュリティ確保」と「運営コストの削減」です。
ラッコマーケットでサイトの譲渡契約が完了すると、いよいよサイトが自分のものになります。

しかし、ここで満足してはいけません。
サイト購入後、最初の1時間でやるべき最重要タスクは、サイトを完全に「自分の資産」として隔離し、ムダなコストを排除することです。
💡 ラッコマーケット購入者の特権
私が売買に使うサイト購入にラッコマーケットを選んだ最大の理由は、「サーバー・ドメインの移管の簡単さ」です。
通常のサイト売買と違い、ボタン一つでサイトとドメインが自分のラッコアカウントに自動で紐づきます。
このシステムのおかげで、面倒な手続きが一切不要となり、すぐに次のステップ(セキュリティ確保)に進むことができました。
1.サーバーのパスワードをすべて変更
これが資産確保の核心です。
前の運営者がアクセスできる状態を放置してはいけません。
- FTP、データベース、cPanelのパスワードを、旧運営者がアクセスできないように全て新しいものに変更。
- (読者へのアドバイス) パスワードは必ず15桁以上の英数字記号を含んだ強固なものにしましょう。これを怠ると、サイトのデータが抜き取られる最悪の事態に繋がる可能性があります。
- (ポイント) これが最重要。サイトのデータと運営権を完全に確保する。
2.サーバー契約の統合(コスト削減)
サイトを複数購入した場合、サーバー契約を一本化できるのがラッコサーバーの大きなメリットです。
- 購入した2つのサイト(例:Aサイト、Bサイト)がそれぞれ別のサーバー契約(例:RK1、RK2)に入っている状態を解消しました。
- 上位プラン(RK2)の1本に集約し、不要になった古いサーバー(RK1)はすぐに解約申請。

3.ドメインの有効期限確認
- ドメインはサーバーとは別の契約です。ラッコドメインに移管されていることを確認し、有効期限をチェック。
- (ポイント) ドメインが失効するとサイトは表示できなくなります。有効期限が1年以上残っていることを確認し、カレンダーに更新日をメモメモ。でも通知が来るから安心。
ここまで結構専門的な用語とかもいっぱい出てきたんですが、何とかできました!

というのも、ラッコサーバーでは移管が簡単にできたり、わからないことがしっかりコンテンツ(記事)になっているから、専門用語がわからない私でも出来ました!
【PR】私のこの連載を見て、自分もやってみようかな?って思った方はぜひ見に行ってみてくださいね!
Step 2: データ計測とE-E-A-Tの基盤構築
テコ入れの方向性を決めるデータ計測と、サイトの信頼性を担保する初期設定です。
「専門知識ゼロでもAIと乗り越えた」 ステップをご紹介します。
1.データは未来のために! GAとGSCの新規設定
サイトを成長させるには、「誰が」「どこから」「どんなキーワードで」訪れているかを知るデータが必要です。
それがGoogleアナリティクス(GA)とSearch Console(GSC)です。
前の運営者さんからはデータの引き継ぎが難しかったのですが、私はすぐに諦めませんでした。
- 【AIに頼んだこと】「サイトに新しいGAとGSCを設定して、今日からデータ計測を始めたい。手順を教えて!」
- 【結果】過去のデータは諦め、未来のデータを確実に取ることに集中。新しいアカウントを設定し、WordPressに計測タグをコピペして設置完了。
- (教訓) 過去のデータにこだわりすぎる必要はありません。「データ計測は今日から」。設定自体はAIに頼めば、専門知識なしで誰でも乗り越えられます。
2.信頼の証! 必須コピペページとフォームの整備

サイト訪問者が安心して利用し、最終的に商品を購入してくれるかどうかは、「このサイトは信頼できるか?」にかかっています。
- 運営者情報: 「誰が運営しているか」を明確にし、私のキャリア経験を盛り込んだプロフィールを作成(E-E-A-T強化の核!)。
- プライバシーポリシー: 個人情報の取り扱いについて、ひな形をコピペしてサイト名だけ修正し、法律を遵守している姿勢を示す。
- お問い合わせページ: ユーザーからの連絡を確実に受け付ける窓口を設置。
- 【AIに頼んだこと】「Contact Form 7のメールが、私の普段使っているGmailに届くように設定できてるか確認する方法を教えて!」
- 【結果】フォームの「送信先(To)」を確認。プロフィールに登録してあるアドレスを確認して、ユーザーからの大切な質問やASP担当者からの連絡を取りこぼす心配がなくなりました。

一見難しそうな専門用語(GA/GSC、E-E-A-T)も、AIを相棒として活用すれば、すべて乗り越えられます!
これでサイトは技術的な基盤と信頼性を同時に獲得し、いよいよ収益化に向けた「顔づくり」に進む準備が整いました。
Step 3: 収益化に向けたデザインとブランド構築
いよいよテコ入れの「顔」となる部分の作業です。

結構時間かかったー!
サイトのコンセプト、デザイン、色を決定し、読者が「ここなら信頼できる」と感じるブランドを確立しました。
1.テーマの適用とブランドの決定
まず、2つのサイトがそれぞれ目指すゴールに合わせて、使用するWordPressテーマを決定しました。
- サイトA(物販・生活系): 既存のCocoonテーマをそのまま使用。シンプルで情報が読みやすいデザインを維持し、実用性と利便性を最優先に。
- サイトB(キャリア・心理系): Sangoテーマへ移行。「共感性」と「優しさ」を表現できる、柔らかなデザインテーマを選びました。
- 【AIに頼んだこと】「サイトBの既存のテーマから、Sangoテーマに安全に移行する手順を教えてほしい」と依頼。
- 【教訓】 デザインテーマは収益のジャンルに合わせて選ぶこと。物販はシンプルに、心理系は共感性を重視することがCVR(成約率)を高めます。
2.収益を最大化する「ペルソナ」と「ネーミング」の再設定
サイトの価値を高めるため、ターゲット層をより具体的に絞り込み、タイトルに反映させました。
- サイトA(物販・生活系):
- ターゲットを「大きな子を持つ親世代(40~50代)」に再設定。
- ネーミング: 既存のタイトルを活かしつつ、「親と子のための賢い一人暮らし準備室」という、「親目線のサポート」に焦点を当てたコンセプトに変更
- サイト作りにまじめに取り組まれていた売り主さんの体験談は活かす
- サイトB(キャリア・心理系):
- ターゲットを「キャリアに悩む若手層」に設定。
- ネーミング: 「 生きづらさを才能に変える、キャリアの羅針盤」という、具体的な解決策(羅針盤)を提示するタイトルに刷新。
- おそらくサイト売買プロと思われる売り主さんから購入したサイト。需要がある野に認知されていないキーワードで上位表示できている
3.プロフィール(E-E-A-T)と配色の決定
読者が一目で「信頼」と「安心」を感じるブランドの顔を作りました。
- プロフィール(E-E-A-T):
- ターゲット層に合わせて、私のキャリアやEC経験を活かしたプロフィールを作成。このプロフィールをサイドバーの一番目立つ場所に設置し、サイトの専門性と運営者の顔を常に示すようにしました。
- ブランドカラー(配色戦略):
- サイトB(キャリア・心理系): 読者に安心感を与えるミントグリーンをメインカラーに設定。優しさ、癒やし、共感というINFP層に響くトーンでサイト全体を統一。
- サイトA(物販・生活系): 白ベースに、渋みのあるオリーブグレージュとテラコッタ(暖色系)をアクセントに設定し、信頼感と購入意欲を刺激する配色を採用。
- 【AIに頼んだこと】:「このコンセプトに合う、Canvaですぐ使える3色パレットと、アイコンのアイデアがほしい」と依頼。
- 【結果】AIから提案された具体的なカラーコードをそのままデザインに適用し、プロ並みの統一感を短時間で実現。
サイトのデザインとブランドコンセプトは、
「ターゲットに合わせた収益最大化のための戦略」です。

ただ見た目を良くするだけでは、ない!
AIを活用することで、経験がなくてもプロレベルのブランドイメージを構築できることが分かりました。
まとめと次回予告
初期設定の最優先はセキュリティ確保とコスト削減。
そして、E-E-A-T強化のためのプロフィールとブランド設定を最速で行うこと。
初期設定が完了したことで、いよいよ本格的な収益化フェーズへ!

サイトを買うまでは緊張の連続だったけどテコ入れ楽しみすぎるー
次回は、サイトと読者に合った「高単価ASP」の選定と、「記事のテコ入れ」に焦点を当てて解説します。
個人サイト・個人事業の出口戦略 
