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「参入者が増えてきて、いつも価格競争に巻き込まれる…」
「もう物販ではない事業も考えないとかなぁ…」

アマゾンの運営に慣れてくるとこんな考えが浮かんでは消えていきますよね。
私自身、Amazonの物販事業を始めてから3年目に事業売却しました。
これまで大切に育ててきたAmazonアカウントと事業は、決して無駄ではありません。
あなたが思っている以上に、その事業には大きな価値があるかもしれません。
この記事を読むと、あなたのAmazon事業がいくらで売れるのか、その具体的な相場と、売却価格を最大限に引き上げるための3つの要素理解することができます。
私が実際に事業を売却した経験を元に解説していきますね。
Amazonアカウントの売却相場はいくら?
あなたが大切に育ててきたAmazonアカウント。
価格競争に疲弊していても、いくら疲れても納品作業や顧客対応に追われて頑張ってこられた努力の結晶です。
これまで積み重ねてきた努力は全く無駄にしたくありませんよね。
個のEC事業はあなたが思っている以上に、その事業には大きな価値があるかもしれません。
この章では、あなたのAmazon事業がいくらで売れるのか、その具体的な相場と価値を上げるための方法を解説しますね。
あなたのAmazon事業、売却したら相場よりも高く売れるのか?
結論、あなたのAmazon事業の売却価格は、直近半年間の月間営業利益×20か月~24か月が一般的な相場です。
この金額はあくまで目安であり、取り扱っている商品のカテゴリーや稼働時間、人件費がかかるのか?など事業の状況によって大きく変動します。
例えば、私が販売したAmazon事業の場合は、
- 毎月の平均売上:約70万円
- 毎月の平均経費(仕入れ、FBA手数料etc):約60万円
- 毎月の平均利益:70-60=10万円

ここに保有している在庫があれば、在庫の価格が上乗せされます。
Amazon事業売却価格の目安は「月間経常利益×20か月~24か月」で決まる
Amazon事業の価値を算出する上で最も重要なのは、利益です。
なぜなら、買い手は「その事業が将来どれだけの利益を生み出せるか」を最も重視するからです。
安定した収益は、買い手にとって最も魅力的な要素であり、価格交渉における強力な根拠となります。

私の場合は、月の利益10万円×20か月プラス在庫で、スタートは230万円くらいからスタートしようと打診をいただきました!

Amazonアカウントの事業売却は「たった3つの要素」で決まる
相場が「月の利益×20か月~24か月」と言っても、なぜこの幅があるのでしょうか?
この差は、単なる利益だけでは測れない「事業の質」にあります。
次の章で、あなたの事業の売却価格を大きく左右する、3つの要素について詳しく解説しますね。
【要素1】収益性(過去の数字)
過去の収益性が高ければ高いほど、売却価格も高くなります。
これは、買い手にとって過去の売上や利益が、その事業の「実績」であり、将来の収益を予測する上で最も信頼性の高い根拠となるからです。

特に、直近6ヶ月〜1年間の営業利益は、買い手が真っ先にチェックする重要な指標です。
【要素2】事業の安定性・再現性(将来の数字)
過去の数字がどれだけ良くても、将来性が見えなければ評価は下がります。
買い手は、「自分が同じように運営して、同じ利益を出せるか?」という再現性を重視します。
そのため、稼働していないようなお店は売り手が付かないことになります。

自分がもし、買主だったらと考えるとわかりやすいかもしれません!
Amazonの評価が高い、アクセス数が高いなど、譲渡直後でも安定して売上を出せる環境が整っていることがポイントになります。
【要素3】運営体制(属人性の排除)
あなたのAmazon事業の運営体制は、あなたの「時間と労力」そのものです。
この要素は、あなたの事業の価値を大きく左右します。
なぜなら、あなたが関わらなくても事業が回る「仕組み」が構築されているかが、買い手にとって最大の魅力となるからです。
マニュアルの有無、外注化の進捗、仕入れ先や発送代行業者との良好な関係などなど。

私の場合はFBAの使用とネット卸や問屋さんからの仕入れが強みだったので、これはこう評価いただけた要素だと思います!
Amazon販売事業が自動で動くような仕組みは、あなたの「時間と労力」の結晶であり、売却価格を上げる強力な武器になります。
あなたのAmazon事業の価値を正しく知る方法
ここまで、あなたのAmazon事業の価値を決める3つの要素について解説してきました。
しかし、具体的に「自分の事業がいくらになるのか?」を知るには、より専門的な視点が必要です。
ここでは、正確な事業価値を把握し、売却を成功させるための具体的な方法を解説します。
売却相場は変動する?その理由と注意点
Amazon事業の売却相場は常に変動しています。

アマゾンで販売する商品と一緒ですね!
その理由は、Amazonの規約変更や、市場のライバル増加など、外部要因に大きく左右されるからです。
これは売却の方法に左右されるといっても過言ではありません。
事業売却の方法としては、
- 自分で販売する
- マッチングサイトを利用する
- 仲介業を利用する
この方法の中から選択して買主さんと「交渉」しながら、価格を決めることになるのです。
【とても便利】自分で相場を調べる無料ツール
先ほどお話しした3つの方法を使い、事業を売却していくことになります。
となると、
専門家に相談する前に、まずは自分で相場感を掴んでおきたい
という方も多いでしょう。私もそうでした!
自分で相場を調べる最も簡単な方法は、M&Aプラットフォームの成約事例をチェックすることです。
多くのプラットフォームでは、過去にどのような事業がいくらで売却されたのかを公開しています。

でも、ざっくりとはわかるけど、自分の事業がどれくらいで売買できるのか知りたい!!
そう思っている方も多いでしょう。
簡易的にではありますが、EC(ECサイト/Amazon)自動査定のツールを使って、どれくらいで売買できるかを知ることができます。

要注意!初めて事業譲渡する方は、仲介業者のサポートを受るべき理由
自分で調べられるとはいえ、正確な価値を知るには、プロの査定が不可欠です。
なぜなら、売却相場は変動する?その理由と注意点でもお話ししましたが、「交渉」によってかなり変動します。
しかも、過去の売り上げデータから算出した事業価格を決め、買主さんを探す、交渉、契約内容の締結などなど。

絶対一人でできない。。。
特に初めて事業譲渡するのであれば、M&A仲介会社に相談するのがお勧めです。
あなたの事業の真の価値を客観的に評価してもらえます。
また、無料査定を利用することで、売却に関する具体的なアドバイスももらえます。
Amazonアカウントの売却相場まとめ
- あなたのAmazon事業の売却相場は、直近半年間の月間営業利益の20〜24ヶ月分が目安であり、在庫価格が上乗せされることで売却価格はさらに高まります。
- 事業の価値は収益性だけでなく、あなたが構築したマニュアルや運営体制、稼働時間といった「事業の質」によって決まるため、これまでの労力は決して無駄になりません。
- 売却相場はAmazonの規約変更や市場の変動で常に変動しており、自分で交渉する場合は価格や契約で不利になるリスクがあるため、M&A仲介会社への相談が不可欠です。
- M&Aプラットフォームの成約事例や自動査定ツールで相場を調べることはできますが、より正確な価値を知るにはプロの査定を利用することが最も確実です。
まずは無料査定であなたの事業の真の価値を知ることから始めましょう。
それが、あなたが抱えているAmazon物販の悩みから解放される最初の一歩となります。
個人サイト・個人事業の出口戦略 
